B型って、甘えん坊なイメージがあるでしょ。
くっついてきて、遠慮がなくて、距離が近い。そういう話をよく聞く。
なのに、うちの彼は、まったく触れてこない。
手をつなごうとすると、するっとかわされる。並んで歩いていても、微妙に距離がある。
イメージと違うぶん、余計に不安になりますよね。私、愛されてないのかな、って。
たぶん、そうじゃないんですよ。
彼にとってスキンシップは、愛情の量じゃなくて、まったく別のもので動いているので。
彼にとって、スキンシップは挨拶じゃなく衝動
まず、ここの違いから見ていきましょう。
決まった場面では、出てこない
会ったときのハグ。別れ際に手をつなぐ。並んで座ったら腕を組む。
そういう、恋人同士の決まりごとみたいな接触。あれが、B型男にはあまりピンとこないんですよ。
彼の中で、スキンシップは習慣じゃないんです。
その場面が来たから、という理由では動かない。決まった手順として体が動くタイプじゃないので。
だから、いわゆるお約束の場面ほど、すかっと抜け落ちてしまうんです。
気分が乗ったときだけ、急に距離が近くなる
そのかわり、彼はふとした瞬間に、いきなり距離を詰めてきます。
なんでもない日の夜、急にもたれかかってくる。話している途中で、なにげなく肩に触れてくる。
本人にも、なぜ今なのかは説明できません。ただ、そうしたくなったから、というだけ。
つまり、彼のスキンシップは衝動なんですよ。予定にも、場面にも、連動していない。
少ないんじゃなくて、タイミングが読めないだけ、というほうが近いと思います。
求められた瞬間、やる気が消える
義務になると、別のものに変わってしまう
もっと触れてほしい。手をつないでほしい。そう伝えると、彼の反応が鈍くなること、ありませんか。
これ、意地悪でやっているわけじゃないんですよ。
B型男にとって、スキンシップは自発的にするものなんです。だから、求められた瞬間に、それは自分の衝動じゃなくなってしまう。
やらされていることに変わった途端、気持ちが乗らなくなる。
求めるほど減る、という不思議な現象が起きるのは、この仕組みのせいなんです。
恋人らしさを、型にはめられるのが苦手
恋人ならこうするもの、普通はこうでしょ。
その言い方が、B型男にはいちばん効きません。というか、反発したくなる。
彼は、決められた形に自分を当てはめるのが苦手な人なので。
記念日も、お約束のふるまいも、彼にとっては窮屈な決まりごとに見えることがあるんですよ。
だから、正しい恋人像を示すほど、彼はそこから逃げていってしまうんです。
意外と、感覚が繊細な人も多い
これは、あまり知られていない部分。
自分のペースじゃない接触が、落ち着かない
自由で大らかに見えるB型男ですが、感覚が細かい人も少なくありません。
自分から触れるのは平気なのに、不意に触られると、体が少し固くなる。
嫌なわけじゃないんですよ。ただ、心の準備がないところに来ると、うまく反応できない。
彼は、自分のタイミングで動きたい人です。それは、触れ合いにおいても同じなんです。
拒まれたと感じた場面が、実はそういう反応だった、ということもあります。
人前では、特に固くなる
外では絶対に手をつながない。人がいる場所では、距離を保つ。
これも、けっこう多いパターンなんですよ。
自由な人ほど、人前で恋人らしくふるまうことに照れがあったりする。見られながらやることが、なんとなく落ち着かない。
本人は、その理由を説明しません。ただ、外ではしないというだけ。
だから、外での態度だけを見て、愛情を判断しないでほしいんです。
人前と二人きりで、別人になる
その落差が、いちばん誤解を生みます。
外では触れないのに、家では甘える
デート中はずっと距離があったのに、部屋に入った途端にべったり。
これ、B型男にはよくあることなんですよ。
彼の中では、外は外、内は内。切り替えがはっきりしている。
外で触れないことに傷ついていた人が、二人きりのときの彼を見て、拍子抜けすることがあります。
どちらも同じ彼で、そして、二人きりのほうが本当の姿だったりするんです。
それを、愛情の有無と読み違えない
人前で触れてくれない、という事実だけを見て、大事にされていないと結論を出すのは、この人には当てはまりません。
判定に使うなら、二人でいるときのほうを見てください。
そこで距離が近いなら、彼の気持ちはちゃんとあります。
逆に、二人きりでも距離が変わらないなら、そこは少し違う話かもしれない。
場所によって温度が変わるかどうか。そこが、見分けのポイントになります。
触れない彼の、別の愛情表現
表現の形が違うだけ、ということもあります。
一緒に何かをすることで、示す
B型男の愛情は、触れることより、行動に出ることが多いんですよ。
一緒に出かける。あなたのために何かを作る。困っているときに、黙って動いてくれる。
言葉でも、接触でもなく、行動で表す人なんです。
だから、彼が何をしてくれているかを見ると、気持ちの量が見えてくることがあります。
触れないことばかりに目が行くと、そちらを見落としてしまうので。
自分の世界に入れることで、示す
好きなものを勧めてくる。趣味の場所に連れて行く。友達に会わせる。
これは、B型男にとって、かなり深い意味を持つ行動なんですよ。
自分の領域は、誰にでも開く場所じゃないので。
スキンシップが少なくても、自分の世界にあなたを入れているなら、そこには強い信頼と好意があります。
彼の愛情表現は、体より、行き先に出ることがあるんです。
話すことで、示す
今日あったこと、思いついたこと、くだらないこと。
それをあなたに話したくなる。それ自体が、彼にとっては親密さの表現なんですよ。
話す相手として選ばれているというのは、彼の中でかなり上位の扱いです。
触れてこないけれど、やたら話してくる。そういう彼なら、心はちゃんとこちらを向いています。
表現の言語が違うだけ、と考えてみてください。
時期によっても、変わる
波の話も、しておきます。
何かに没頭している時期は、減る
仕事や趣味に夢中になっているとき、B型男は周りが見えなくなります。
その時期は、スキンシップも自然と減るんですよ。冷めたわけじゃなく、意識がそこにない。
悪気がまったくないぶん、こちらは余計に寂しくなる。
ただ、熱が落ち着けば、たいてい元に戻ります。
一時的な減少と、慢性的な少なさは、分けて考えたほうがいいところです。
疲れているときは、触れられたくない
消耗しているとき、人との接触が負担になる人もいます。B型男には、この傾向が出ることがある。
そういう日にくっつこうとすると、そっけなく払われることがあるんですよ。
それは拒絶じゃなくて、余力がないだけ。
翌日には普通に戻っていることも多いので、その一回で落ち込まないでください。
彼の状態を見てから近づくと、こちらも傷つかずに済みます。
付き合いが長くなると、どう変わるか
時期によっても、形は変わっていきます。
最初のほうが、実は多かったりする
付き合いはじめの頃は、彼のほうから距離を詰めてきた。それが、だんだん減ってきた。
そう感じている人、けっこう多いんですよ。
B型男は、追いかけている時期がいちばん熱い人なので。関係が定まると、その熱が落ち着くのは自然な流れなんです。
減ったこと自体は、冷めた証拠とは限りません。安心して、力が抜けただけということも多い。
ただ、それで寂しくなるあなたの気持ちも、当然のものです。そこは飲み込まなくていい。
かわりに、雑な触れ方が増えることもある
おもしろいのが、彼の場合、丁寧なスキンシップが減るかわりに、雑な接触が増えることがあるんですよ。
ふざけて頭を小突く。並んで座ったときに、なにげなく脚が当たったままにする。ソファでだらしなくもたれてくる。
恋人らしいムードはないけれど、距離だけはやたら近い。
それ、B型男にとってはかなり気を許した状態なんです。
形は雑でも、心を開いている証拠として受け取ってあげてください。
それでも、ゼロが続くなら見ておく
とはいえ、まったく触れない状態が何か月も続いているなら、そこは気にかけてもいい部分です。
とくに、二人きりのときも距離が変わらない。会話も減っている。目も合わない。
そういう変化がセットで起きているなら、スキンシップだけの問題じゃないかもしれません。
ひとつの要素だけで判断せず、関係全体を見てみてください。
触れ合いは、その関係の温度計みたいなところがありますから。
こちらから、どう働きかけるか
実際にできること。
求めるより、環境を作る
触れてほしいと言葉で求めるのは、さっきの理由で逆効果になりやすいんですよ。
かわりに、自然にそうなる状況を作るほうが早い。
隣に座る。同じソファで過ごす。距離が近くなる場所を選ぶ。
そうしていると、彼のほうから衝動が起きたときに、すぐ手が届く位置にいられます。
命令じゃなくて、きっかけを置いておく。そういう発想のほうが、この人には効くんです。
こちらから、軽く触れてみる
彼が動かないなら、こちらから触れてしまうのも手です。
ただし、重くしないこと。腕をぽんと叩くとか、すれ違いざまに触れるとか、そのくらいの軽さで。
そこで嫌がらないなら、彼は接触自体を嫌っているわけじゃありません。ただ、自分から始めないだけ。
続けているうちに、彼のほうからも自然に出てくるようになることがあります。
反応を試すためじゃなく、こちらが心地よくいるためにやる。そのくらいの気持ちで。
言葉で伝えるなら、責めずに一度だけ
それでも足りないなら、伝えていいんですよ。我慢し続ける必要はないので。
ただし、なんで触ってくれないの、と責める形にしないこと。彼は防御に入ってしまうので。
くっついてると安心する、というふうに、自分の気持ちとして伝える。
B型男は、責められた要求は聞きませんが、素直な気持ちには意外と応えます。
一度伝えたら、あとは繰り返さない。それがコツです。
やらないほうがいい、働きかけ方
よかれと思ってやると、逆に遠ざかるものもあります。
他の男性やカップルと、比べる
あの人はいつも彼女と手をつないでるよ。普通のカップルはもっとこうでしょ。
その比較は、B型男にはまったく効きません。むしろ、反発を招きます。
彼は、人と同じであることに価値を感じない人なので。世間の基準を持ち出されると、意地でも動かなくなる。
比べられること自体が、彼にとっては否定に聞こえるんですよ。
求めるなら、他人を持ち出さずに、あなた自身の気持ちとして伝えてください。
拗ねて、態度で示す
察してほしくて、素っ気なくしてみる。不機嫌になって、気づかせようとする。
B型男には、この方法がほぼ通じません。
彼は、言われていないことを推測するのが得意じゃない人なので。なんか機嫌悪いな、で終わってしまう。
しかも、重い空気が続くと、彼はそこから離れたくなる。
察してほしいという願いが、いちばん届かない相手だと思っておいてください。
試すように、確認を重ねる
私のこと好き?なんで触ってくれないの?本当に?
不安から出る言葉ですが、繰り返すと彼はうんざりしてしまいます。
そして、確認されるほど、行動が義務っぽくなって、彼の気持ちは乗らなくなる。
一度伝えたら、しばらくは信じて待つ。
疑い続けられると、気持ちのほうが先に細くなってしまうんですよ。
